診療科・部門のご紹介
臨床検査科
当院の臨床検査科
心電図・超音波など患者様の身体を直接調べる検査を生理検査と言います。
生理検査は、治療法の決定や臨床診断に必要であり、手術前の全身状態を把握する為にも実施されます。
当院の臨床検査科では、超音波検査士の認定資格を取得、学会や講習会を通じて最新の医療知識の習得と技術向上に努め、患者さまに役立つ情報提供を目指しています。
検査内容は主に、心臓、下肢動脈・静脈、頸動脈、腹部などの超音波検査、心電図検査、肺機能検査、血管年齢(動脈硬化)検査などを行っており、臨床検査技師が測定しています。
臨床検査科では患者さまに安心して検査を受けて頂けますように、患者さまの立場に立って対応することを心掛けています。
検査に関するご不明な点はお気軽にお尋ねください。
検査の内容
心臓超音波検査(検査の目安時間20分)
心臓超音波像
心臓の筋肉の動きや、心臓にある4つの部屋の大きさと
部屋の間にある弁の動きや閉まり具合を超音波で観察する
検査です。
胸を出した状態で左を下にしてベットに横になり検査をします。
下肢動脈・静脈超音波検査(検査の目安時間30~40分)
足の付け根~足首にかけての動脈・静脈を超音波で観察する検査です。
動脈検査は動脈硬化の進行具合や血管の細い所が無いかを調べます。
血流が悪いと歩行時に下肢のしびれなどの症状が現れます。(閉塞性動脈硬化症)
静脈検査は静脈の中に血栓が出来ていないかを調べます。血栓があると下肢が腫脹したり、痛みが出たりします。(深部静脈血栓症)
検査では靴下・ズボンなどは脱いで、仰向けで行います。状態によってはうつ伏せになったりベッドに腰掛けたりして検査します。
頚動脈超音波(検査の目安時間20分)
頸動脈超音波像(
→がプラークです。)
首の動脈の壁に血液の老廃物(プラーク)などが付いて狭くなっていないかなどを調べます。
頚動脈は全身の動脈硬化の指標と言われていて、頸動脈に動脈硬化があれば、ほかの場所にも
動脈硬化がある確率が高くなります。
この検査は、仰向けに寝て、顔の向きを左右に傾けて検査します。
ABI(血管年齢・動脈硬化)検査(検査の目安時間5分)
両腕と両足首の血圧を測る検査になります。この検査では全身の動脈硬化の程度(血管年齢)や、
足の血管が細くなってないか(狭窄)を調べます。
この検査は、靴下を脱ぎ、薄着になり、ベットに仰向けに横になって検査します。
心電図検査(検査の目安時間5分)
心電図検査
不整脈・心臓肥大・心筋虚血などの有無を調べます。
手術を受けるにあたって、心臓に問題がないかを判断する検査のひとつです。
ベットに仰向けになり、安静にした状態で測定します。
肺機能検査
肺機能検査
肺に出入りする空気の量を測定して、肺の働きの状態を調べる検査です。
肺活量などを調べることで肺や気管支の状態、喘息などの呼吸器疾患が
無いかを調べます。
また、手術前では全身麻酔に体が耐えられるかの評価のために必要な検査です。
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